シリコンパッドと粘着パッドのメリット・デメリット!

EMSパッドは様々な物が使われていますが、当店では様々な種類のパッドをご用意しております。

特に使用用途によってEMSのパッドは違いがあるわけでないですが、主に業務用はシリコン系、家庭用はジェル系のパッドを使用していることが多いような気がします。

パッドの素材によってどのような違いがあるのでしょうか?


■シリコン系のパッドについて

・シリコンパッドの最大の利点は何と言っても繰り返し利用することが可能な点です。

シリコンは元々は絶縁体なのですが、素材の製造段階でカーボン(炭素繊維のスス)を入れる事により電導性を持たせることが可能なのです。カーボンの含有率によって電導性が変わってきますが、耐久性も変化が出るので、当店では最適な物をご用意させていただいております。耐用性も高く、2,3ヶ月程度は使用することが可能です。

・デメリットとしては、粘着力が全くない点。

その為、施術を行う場合には必ずベルトで固定する必要があります。ベルトで固定する為に時間がかかってしまうというのが難点だと思われます。


■粘着ジェル系のパッドについて

・ジェルパッドの利点は単体で接着することが可能ということです。

パッド自体が粘着性を持っているので、施術部位にそのまま貼って電気を流すことが可能です。その為、素早い施術の対応が可能になり、施術時間の削減に効果的です。また、粘着性があるので凸凹した部位に設置することも可能です。

・デメリットは耐用性!

粘着のため、使用頻度によって徐々に粘着力が弱くなってきます。粘着パッドは水洗いして頂ければ多少回復するのですが、やはりシリコンに比べると少し耐用性が弱いです。また、素材としても柔らかい素材になるので、外からの強い衝撃や取扱によっては破損するケースがあります。


■どんなパッドが自分に合っているのか?

パッドは接続端子が適合すればほとんどのケースで使用することが可能です。

コードの場合、標準的には2mmの端子が多いので、当店で取り扱っている商品も2mmとさせていただいております。スナップ式のものは3.5mmのサイズになります。

もともとシリコンだったパッドを粘着パッドに交換することも出来ますし、逆にすることも可能です。

注意点としては、パッドのサイズが大きくなると少し弱く感じるということ。逆に大きなパッド→小さなパッドになると強くなる事もあります。

また、当店ではまだ取扱がありませんが、吸引系のパッドもございます。こちらは耐久性も強く、かつ手軽に使用することが出来るものですね!

ご自身の使用用途に併せて変更してもいいかもしれません。

基本的に粘着パッドの方が取り付けが楽だと思いますが、ヒートマットなどで汗をかくような施術が入っている場合は粘着パッドは避けた方が無難かと思われます。


店舗によって様々な使い方があると思いますので、是非ご自身に合った使用をして頂けますと幸いでございます。

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