EMSの歴史、何故電気で症状が改善するのか?

こんにちわ、このページにアクセスされた皆さんはEMSを既にお使い、又は今から使ってみようかなぁ。と考えている方だと思いますが、そもそもEMSってなんぞや?と言われると、『電気がビリビリ流れるもの』『筋肉を鍛えることが出来るもの』というような認識を持っている方がほとんどだと思います。もちろんこの認識で間違っていないのですが、もう少し詳しくこちらで書かせていただきますね!


■EMSの歴史について

EMSとは電気的筋肉刺激(Electrical Muscle Stimulation)の略で、電気を使い筋肉を動かす事を目的としたマシンです。

EMSってそもそもいつごろから使われるようになったか?という点ですが諸説あるものの、一般的には数十年前、具体的にはミュンヘンオリンピックのあたりから注目されてきたマシンになります。

ロシアの選手がこぞって好記録を出した背景にEMSの存在があったと言われています。自分の意思とは無関係に筋肉に力を入れることが出来、筋トレに非常によく使うことができたと言われています。

その流れはスポーツ選手にとどまらず、現在ではエステサロンや、整骨院などの治療施設で使用されるようになりました。


■エステサロン・整骨院での使われ方

エステサロンでは主に業務用のマシンとして使われてきた歴史があります。エステでは、ヒートマットで温めたり、EMSで筋肉を動かすことで、代謝の改善を行うということをメインにされています。

EMSを行うことで、筋肉を鍛えることが出来るので、来店されるお客様に効率的な脂肪燃焼の手助けが出来ると考えられています。

整骨院・整体院などでは、主に筋肉を動かすことで、弱った筋肉の回復を図るという目的で疲れている事が多いようです。よく事故による骨折などで動かすことが出来ない部位に使用し、動かせないことで弱ってしまう筋肉を保持するということが可能だと言われています。

また一部では介護施設などでも筋肉を動かす目的で使われたりしています。

 

その他、本当にまれですが歯科医院などで治療時の痛みの軽減で使われているところもあるようです。


■電気で何故症状が改善する?

電気を流すことで何故症状が改善するのか?まずは身体の作りから考える必要があるのですが、そもそもどういう原理で電気を流しているのでしょうか?

人体の細胞1つ1つには微弱ですが電流が流れており、例えば筋肉を動かしたり、心臓や臓器を動かしたりというのも全て電流の力で行っています。この電流を上手にコントロールし、筋肉を動かす事を目的としています。

筋肉はフルパワーで力を入れていられる時間というのが限られています、アスリートではない一般の方だと4秒位が限界と言われていますが、EMSであれば自分の意思とは関係無く力を入れ続けられますので、筋肉トレーニングには最適です。

その他、鎮痛の効果などがありますが、こちらは筋肉を動かすことで何故鎮痛効果があるのか?


■筋肉と血流の関係

筋肉には微弱ですが電流が流れています。この電気で動く仕組みを強制的に利用し、筋肉を動かしていきます。

すると筋肉が動けば、周りの毛細血管なども動きますので結果的に血流が良くなるということが起こります。

血流が改善すれば筋肉も柔らかくなりますので痛みの軽減等の役に立つということですね!


■EMS(低周波治療器)の使い方

使い方は様々だと思いますが、基本は簡単。

・筋肉をしっかり付けたい部位→頑張って出力を上げる

・痛みやコリを改善したい部位→軽く動いてるなぁと言う程度の出力

これを守っていれば大丈夫です。

役に立つマシンですので、しっかりと使い分けをしていきたいですね!

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